~なぜYahooはコンテンツマッチ広告から撤退したか~

オーバーチュアのサービス、コンテンツマッチが2009年7月31日で終了となりました。
http://ov.yahoo.co.jp/support/announce/2009/090722.html

これは「コンテンツ型連動広告」の戦場からの撤退宣言ということです。

Yahoo(オーバーチュア)ユーザーは、この分野については、今後「インタレストマッチ」という広告で対応することになります。

「インタレストマッチ」とは、「コンテンツマッチ」の自動化部分を、ユーザーの属性によりカバーしようという試みです。

もっと簡単に言うと、

「ホームページの内容を自動的に解析するのは面倒」なので、
「ホームページを見ている人が好きそうな広告を出そう」

という考え方です。

まず間違いなく言えることは、Googleは依然としてコンテンツにマッチした広告、人の行動にマッチした広告というのはきわめて難しい開発作業に敢然と挑戦を続けていますが、オーバーチュアは「ネットならではの方式で広告反応率を上げて広告主に貢献する」ことをあきらめ、単なる新聞広告のような掲載方式を取ったということです。

オーバーチュアの採用した「インタレストマッチ」は、ユーザーが閲覧中のページなどの過去の履歴と広告主が出稿しているキーワードが関連する場合に広告が表示されます。

「インタレストマッチ」紹介ページ
http://ov.yahoo.co.jp/service/int/index.html


何よりも、過去の履歴を「覗き見られている」という感じがイヤですね。

ただ「インタレストマッチ」は、一度ホームページに訪れたユーザーに対して、再度の訪問の時にも広告を出してくれるという利点があります。

YahooやGoogleの検索結果でも、過去に閲覧したホームページは区別して表示されますよね。

わかりづらいのでまとめますと、

■「コンテンツマッチ」はユーザーがページを閲覧している時点でのコンテンツに関する広告

■「インタレストマッチ」はユーザーが過去に閲覧したホームページの履歴に基づいて関連広告を表示

一度、医院のホームページを訪れた患者さん再びに広告を表示してくれる面では、

「インプラントに興味は持っていた」
「歯周病の治療をしたいので、もう一度よく読んで見たい」

など、以前にコンバージョンに結びつかなかった訪問者に対しての情報提供になるという長所もあります。