情報提供型歯科医院06

情報提供型歯科医院づくりの基本は、なんと言っても医院の診療姿勢だろう。
最先端の治療とか、最新設備ではなく、医療機関としての基本姿勢が問われるわけだ。

ニュースを賑わせている眼科のレーシック手術の問題は他人事ではない。

なぜかというと、世間一般はインプラントや美容矯正について少しずつ厳しい目を向けているからだ。

1月に表面化した国際インプラント学会の問題など、ここ数年のインプラントバブルについては、マスコミを始め司法当局や国税も動いていることは間違いない。

そういう動きについてはネットの世界でも敏感に感じ取っていて、例えばSEO対策の定番であるYahoo!ディレクトリ登録などには、厳しい審査規定がある。
これらの規定を仔細に見ていくと、世間から「グレー」と見られている業種が浮かび上がってくる。

例えばディレクトリ登録大手のJエントリーの審査規定を見ると、下記の業種が一般の企業とは別のくくりとなっている。
そして当然のように審査料が割高になっている。

情報提供型歯科医院05

前回はGoogleペナルティーのことを書いたが、ここ数日、SEOの世界で話題になっているのがグーグル日本のページランクが9から5に下降したという話題です。

この話題はまたたく間に世界を駆け巡り、いかにGoogleがテキストリンク売買や太鼓持ち記事(注)に対して強い姿勢で臨んでいるかがわかります。

筆者は以前より不自然な相互リンク、業者が勝手に作ったインチキブログからの「ニセ推薦歯科医院」リンク、低劣なSEO業者によるリンク売買を厳しく警告してきた。

それは当たり前のことで、小手先の小細工など情報革命の猛烈なスピードを考えたら、一瞬にして淘汰されてしまうのだ。

ネットの世界で繰り広げられていたインプラントバブル、矯正・審美バブルも、もうすぐ終焉の時を迎えるだろう。

インプラントや矯正・審美のポータルサイトを作って一山当てた業者が数多あるが、医療の世界を甘く見ないで欲しい。
医療機関の情報提供を軽んじないで欲しい。

新進気鋭のIT企業による医療業界への新規参入を拒むものではない。
日本の医療を再生するにはIT化以外にないというのが筆者の持論である。

しかし。ここ数年、大挙してなだれ込んできたホームページ業者やニセコンサル諸君に警告しておく。
医療や医学をなめてかっていると、恐ろしいしっぺ返しを喰うであろうことを。

※注)被リンクを得るために、ブログなどに自社の太鼓持ち記事を書かせてリンクを貼ってもらい報酬を支払うという手法。
業者が自社の顧客に対して行う場合などは一目瞭然だ。

情報提供型歯科医院04

今回は情報提供型歯科医院を実現するための自院ホームページのSEOについて、SEO対策には欠かせない「被リンクの集め方」についてお話しします。

「被リンク」がSEO対策で重要なことは言うまでもありません。
セミナーでは、よく「名刺フォルダの厚さ」に例えてお話ししています。

分厚い名刺フォルダを持っていると、それだけで「人脈の広さ」が伺えるわけですが、実はつまらない異業種交流会で交換した名刺ばっかりだったり、どうにもならない名刺ばっかりと言うケースもあります。

我々であれば「医療関係者」で「それなりの地位の方」「それなりの業績を上げている方」の名刺が多ければ多いほど、本当にパワフルな人脈ということができます。

「被リンク」もこれと同様で、「リンクの量」「リンクの質」「関連性」が重要と言われています。
この条件を満たした自然発生的なリンクを獲得するのはなかなか難しくて、そのために、巷ではいろいろなリンク獲得の手法が溢れています。

ところが、なかには「グレーな手法」もまかり通っていて、Googleなどは「テキストリンク売買には厳罰で臨む」と言明しています。

どれがグレーでどれがホワイトかは見解の分かれるところですが、最近、おもしろいサイトを発見しました。

Googleで「インプラント」と検索すると、3位か4位に登場する「インプラントジャパン」というサイトです。
運営会社は大阪のワールドプロモーションと言って、以前はメディカルプロモーションと名乗っていました。

link:http://www.implantjapan.net/

Googleでこのサイトへの被リンクを調べてみると、中国(台湾)と思われるサイトからの被リンクが以上に多いのです。
その数およそ500以上。

まあGoogleに認識される被リンクをこれだけ集めるのも立派と思うが、Googleがどう判断するか。

さっそくGoogleの投書箱に投函してみましょう。
https://www.google.com/webmasters/tools/spamreport?hl=ja

(投書にはGoogleアカウントが必要)

 

 

情報提供型歯科医院03

今回はメタタグのdiscriptionとテーマ別ホームページというテーマですが、殆どの人が「何だ、それ??」という感じではないでしょうか。

前回述べたように、例えば「新潟 インプラント」と検索した人が、検索結果に表示される4行150文字を読んで「インプラントをしたい」と思ってクリックしてくれるかどうかが大事で、上位表示だけでSEO対策が終わるわけではありません。

殆どの歯科医院のホームページが「総合案内所」型ホームページで、インプラントも審美も歯周病も、てんこ盛りです。

当然、ホームページのソースに書かれているメタタグのdiscriptionも

「新潟県新潟市西区:○○歯科は 予防をベースに インプラント・審美・矯正等を行っています。私達は地域に根ざしたホームドクターを目指し、皆様と力を合わせて笑顔あふれる 歯科医院作り…」

というような状態です。

もちろん検索結果の4行150文字にはメタタグのdiscriptionが、そのまま表示されるわけではないのですが、とにかくここには「検索した人がクリックしたくなるような」ないようを盛り込む必要があります。

ところが「総合案内所」型ホームページ」では、「新潟 審美」などと検索した場合にも、同じトップページが表示されたりしますので、「インプラント」だけが表示されては困る場合が生じます。

そのためには、メタタグのdiscriptionを「1テーマ」にする、すなわち「総合案内所」型ではなく、テーマ別ホームページ型にすることが必須というわけです。

 

情報提供型歯科医院02

歯科医院のビジネスをサポートしてくれる「キチンとした」会社がどんどん出てきてくれるのは良いことだが、ことWEBマーケッティングの世界ではそんな会社はマレです。

なぜかというと、この世界は「超・売り手市場」で、少し才能のある人間は「短期で上場」が射程に入るくらい有望市場です。

従って有能な会社や個人は歯科は相手にしてくれません。(残念ですが)

特にSEO対策やホームページ制作の業者は「目を覆うばかり」です。

これまでは自分一人でそう思っていましたが、最近勉強させてもらっている有力コンサルタントの方も同様のご意見だったので意を強くしました。

例えばSEO対策。
上位表示だけが目的のように言いまくっている業者ばかりですが、検索結果は「クリックされてナンボ」の世界で、よく言われるように「4行150文字」の勝負なんです。

例えば「新潟 インプラント」と検索した人が、この4行150文字を読んで「インプラントをしたい」と思ってクリックしてくれなければダメなんです。

メタタグのdiscriptionですが、こんなことすら考慮していない業者ばっかりです。

次回は「メタタグのdiscriptionとテーマ別ホームページ」です。

 

 

情報提供型歯科医院01

歯科IT研究会やブログdeデンタルの目指すところは単なるホームページではなく、情報提供型医院作りのトータルサポートだ。

機会均等・情報開示・自己責任の三原則は、患者さんと医療機関の双方に利益と緊張感をもたらす互恵関係の原則だと思う。

そこで今年、2009年はかねてより温めていた「情報提供型医院作りマニュアル」を完成させたいと思う。

この「情報提供型歯科医院シリーズ」は、来るべきマニュアル完成までの覚え書きだ。

【企業経営は年を追うごとにどんどん簡単になってきている】
これはある高名な経営コンサルタントの言葉だ。

殆どの人間が「えっ??」と思うのだが、ここが凄いところで、まったくその通りだと思う。

一般企業で言えば、在庫、決済、物流、広告宣伝などの手間が、アウトソーシングやインターネットによって劇的に軽減した。
まさに情報革命だ。

歯科医院で言えば、プレゼンテーション、リコール、接遇、受付応対などだ。

パワーポイント、タブレットPC、ナンバーディスプレイなど、「Helper_シリーズ」でいろいろ挑戦してきたが、ここに来てもコンスタントに問い合わせや引き合いが来ているという事は嬉しいことだ。

これからも歯科医院のビジネスをサポートしてくれる会社がどんどん出てくるだろう。

問題は、それらの会社やシステムが、ほぼ100%「低劣」な代物だということだ。

まずは、それらを見抜く目を養うのか急務かなあと思う今日この頃である。